Acceptance

技能実習生受け入れについて

技能実習生受入れには組合員の資格が必要です

外国人技能実習制度のご利用は、資格条件を満たした受入れ絵団体(当組合など)の会員(組合員)であることが条件です。
組合員で技能実習生の紹介を希望する場合は、本制度の趣旨をよく理解しておく必要があります。

■ 技能実習生受入れには条件があります

外国人である技能実習生を受入れるためには、入国管理局や(財)国際研修協力機構(JITCO)の指導に従い、法令を遵守して、技能実習生が安心して技能実習に専念できる環境が必要です。その為、下記の条件を満たしてください。

  1. 技能実習指導員(5年以上の経験をもつ常勤職員)と生活指導員が確保されていること。
  2. 技能実習生のために宿舎が確保できること。
  3. 外国人不法就労者がいないこと。

養成講習の種類、講義内容

養成講習の種類は、受講対象者別に、①監理責任者等講習、②技能実習責任者講習、③技能実習指導員講習、④生活指導員講習の4種類に区分されます。
養成講習の種類ごとの講習時間、講義項目等は下表のとおりです。

養成講習の種類 ①監理責任者等講習 ②技能実習責任者講習 ③技能実習指導員講習 ④生活指導員講習
受講対対象者の所属 監理団体 実習実施者
受講対象者 監理責任者 指定外部役員・外部監査人 監理責任者以外の監査を担当する職員 技能実習責任者 技能実習指導員 生活指導員
受講義務 有り 有り 有り
受講推奨(優良要件) 有り 有り 有り
講習時間(正味) 2019年度から:6時間

2018年度まで:7時間

2019年度から:6時間

2018年度まで:7時間

2019年度から:5.5時間

2018年度まで:7時間

2019年度から:4.5時間

2018年度まで:5時間

 

■ 必要書類を用意します

必要書類は以下の通りです。

  1. 組合加入申込書(新規加入の場合のみ)
  2. 外国人技能実習生紹介申込書
  3. 法令遵守誓約書・外国人雇用調査報告書
  4. 会社登記簿謄本の原本※
  5. 労働保険料概算・確定保険料申込書の写し(常勤職員数のわかるもの)※
  6. 決算書の写し(売上・当期末処分利益・当期純利益・前期繰越利益・利益処分計算書)※
  7. 源泉徴収納付書の写し(個人企業のみ)※
  8. 技能実習指導員履歴書・生活指導員名簿
  9. 技能実習場所・宿泊施設の見取り図
  10. 実習実施機関概要書
  11. 技能実習生との「雇用条件書」の写し(母国語が併記され、申請人の署名があるもの)
  12. 現在受入れている技能実習生名簿

※印以外は、所定の様式を用意しています。

 

入国が決まったら、宿泊施設を準備しましょう

法務省令で外国人技能実習生を受入れる条件の一つして「技能実習生用の宿泊施設を確保していること」と定めています。そのポイントは以下の通りです。

POINT1

豪華な必要はありませんが、快適に過ごせる広さや設備を用意しましょう

  1. 最低でも6畳に2人を目安と考えてください。
  2. 入浴習慣の違いから浴槽は必ずしも必要ありませんが、少なくともシャワーの設備は必要です。
  3. 食習慣が違いますので、食事を提供する場合でも自炊できる設備が必要です。
  4. トイレは宿泊施設内に設置されていることが望ましいでしょう。

POINT2

場所にも配慮しましょう

  1. なるべく職場に近く、生活指導員の住居とも近いほうが望ましいでしょう。
  2. ホームシックなどを避けるために、他の技能実習生と近い所が好ましいでしょう。
  3. 技能実習生の間で宿泊施設の広さや櫃に質に大きな格差がでると不満の原因となります。

POINT3

宿舎には入居の日から生活ができるよう備品類を用意しましょう
実習生本人が消費する物、また本人が当然用意すべきと考えられる衣類や化粧品、洗面・入浴用品、ドライヤーなどの身の回り品、常備薬などの家庭医薬品を除き、次のような什器備品類は、受入れ企業で用意することが必要です。
また複数の実習生を受入れる場合、2段ベッドを用意すれば部屋を広く使用できます。いずれも中古の製品で構いません。

  1. 宿泊施設全体で用意するもの
    ・洗濯機、物干し、掃除機、冷蔵庫、炊飯器、包丁、なべ類(中華なべも含む)、食器類、テレビ、ラジオ、テーブル、椅子
  2. 各部屋に用意するもの
    ・冷暖房器具、照明器具、寝具、衣料収納ケース
  3. 実習生個人に貸与するもの
    ・通勤用自転車、雨ガッパ、弁当箱